不倫の関係で、自分の生活が彼の都合で回り始めていませんか。予定をキャンセルし、友人と会えなくなり、「いつか離離婚する」の言葉だけを頼りに過ごしている――そんな状態から、自分を取り戻すための線引き方法を紹介します。
慰謝料のリスク、独身と偽られた場合の逆請求も
不倫相手にも、相手の配偶者から慰謝料を請求される可能性があります。民法の共同不法行為として、夫と不倫相手の両方が対象になります。相場は50万〜300万円程度とされていますが、明確な基準はなく個別の事情で変わります。
一方、相手が独身だと偽っていた場合は、あなたが相手に慰謝料を請求できる「貞操権侵害」が認められることも。裁判例では、約5年の交際で100万円(東京地裁・2019年)、約半年で50万円(東京地裁・2020年)が認められています。ただし、既婚を知った後も交際を続けると、自身も請求されるリスクがあります。
予定・お金・友人・将来、彼に預けない4つの線引き
予定を彼中心にしないことが基本です。自分の予定を先にカレンダーに入れ、彼からの連絡でも動かさない。毎週決まった日に習いごとや友人との時間を作るなど、生活の軸を自分に持ちます。
お金の貸し借りは絶対にしないこと。弁護士ドットコムには、既婚を知らずに90万円貸したが返済途絶えた相談も寄せられています。「決めているんだ」と理由をつけずに断りましょう。
7つのルールで「今の自分」を点検する
「いつまで待つか」の期限を自分で決め、手帳に書く(ルール5)。「いつか離婚する」は将来の保証ではなく、期限がないと時間だけが過ぎていきます。
月に1回、3つの質問に答える習慣を(ルール7)。「この1か月で幸せだった時間とつらかった時間、どちらが多いか」「ルールを守れていないものはあるか」「1年後も同じ状態ならどう感じるか」――客観的に見直す仕組みが、続けるか終わらせるかの判断を自分で選べます。
関係を終わらせることも、ひとつの選択肢。それは「負け」ではなく、自分の人生を自分で決めたことです。チェックリストで今の状態を点検し、守れていないルールを1つから取り戻すところから始めてください。







