「スターシード」という言葉を見かけて、自分も当てはまるかもと感じたことはありませんか。地球以外の星にルーツを持つ魂が、人として生まれてきた存在だとするスピリチュアルな考え方です。1980年代のアメリカの本を通じて広まった、比較的新しい言葉です。
言葉の由来はアメリカの出版文化
「スターシード」が広まった経緯には、特定の本が関わっています。ブラッド・スタイガー夫妻の共著『The Star People』は、1980年代前半にアメリカのBerkley Booksから出版され、複数刷が重ねられました。また2011年には、ドロレス・キャノンの『The Three Waves of Volunteers and the New Earth』も出版されています。古くからの伝承ではなく、20世紀後半の出版物を通じて広まった点を知っておくと、言葉との距離感を保ちやすくなります。
よく語られる8つの特徴
スターシードに多いとされる特徴として、以下のようなものが挙げられます。ただし、これらは「そう語られている」もので、当てはまるから必ずそうだというわけではありません。
- 子どものころから周りとなじめない感覚があった
- 星空や宇宙を見ると懐かしさや強い関心を覚える
- 争いごとが苦手で、人の痛みに敏感
- 自分には何か役目があるのではと感じることがある
- 流行やお金より、意味や理由を大事にしたい
- 一人で過ごす時間がないと疲れやすい
- 自然や動物と過ごすと気持ちが落ち着く
- 直感が働き、言葉にする前に分かった気がすることがある
目の色や体のほくろを特徴に挙げる説明もありますが、見た目で分けられるという根拠は示されていません。
7つの星別タイプとその傾向
ルーツとされる星によって、タイプ分けがなされることもあります。よく挙がるのは以下の7つです。
- プレアデス:愛と調和を大事にし、人を癒やす力があるとされる
- シリウス:知識や技術を人に伝えることが得意だとされる
- アルクトゥルス:精神性が高く、先を見通す考え方をするとされる
- オリオン:論理的で分析が得意、試練を乗り越える力があるとされる
- リラ:開拓者の気質を持ち、地球に最初に来たタイプだとされる
- アンドロメダ:自由を好み、変化や新しいことを楽しむとされる
- ベガ:芸術や表現に関わる感性が豊かだとされる
解釈は語る人によって異なり、タイプの数や名前も一定ではありません。
考え方を役立てるコツと注意点
特徴に当てはまる数を競うより、「その考え方で気持ちが楽になるかどうか」を基準にするとよいでしょう。周りと違う自分を責めていた方が、「そういう生き方もある」と思えるなら、役に立っています。
一方で、以下のような場合は距離を置くことを検討してください。
- 高額な講座やグッズを買わないと「覚醒できない」と言われた
- 家族や友人との関係を断つように勧められた
- 体調の不調を、病院に行かずスピリチュアルな方法だけで治そうとしている
体調や生きづらさが続くときは、まず睡眠や食事、仕事や人間関係の変化から確かめてください。体の不調が続く場合は医療機関での受診を、気持ちがつらい状態が続く場合は厚生労働省「まもろうよ こころ」などの相談窓口を頼りましょう。







