起こったことに「悪い」と決めつけない。電話占い師が学んだ心の守り方

配信元:Rei7|note 2026/09/21
起こったことに「悪い」と決めつけない。電話占い師が学んだ心の守り方

電話占い師のRei7さんが、4年目のキャリアから語る「占い師の心得」。今回のテーマは、起こる出来事そのものに良いも悪いもないという視点です。年間3000件以上の鑑定を通して気づいた、相談者と自分自身を守る考え方を紹介します。

出来事はただ「起こった」だけ

彼から連絡が来ない、職場で嫌なことがあった、思っていた未来と違う方向に進んでしまった――。相談者にとっては大きな出来事で、つらさや悲しみが湧いてくるのは当然です。

でもRei7さんは、何百人・何千人と話すうちに思うようになったそうです。起こった出来事そのものには、良いも悪いもない。ただ「そういうことが起こった」、それだけなのではないか、と。

同じ出来事でも、受け取り方は人それぞれ

「別れ」を例にすると、ある人にとっては「人生で一番つらいこと」でも、別の人には「やっと自分を取り戻せた」ことになる。仕事を辞めることも、「失敗」と感じる人と「新しいスタート」と感じる人がいます。

出来事そのものより、その出来事を自分がどう受け取ったかのほうが、心には大きく影響する。だからこそ、出来事にあらかじめ「悪い」というラベルを貼る必要はないとRei7さんは考えています。

占い師が「悪い」と言ってしまうと何が起きるか

「彼から連絡が来ません」という相談に対して、占い師が「それは悪い状況ですね」と伝えたら?相談者はますます不安になります。でも、「今は連絡が来ていない。じゃあ、この出来事にはどんな意味があるんだろう」と見ていくことはできます。

  • 彼自身の問題かもしれない
  • 自分自身と向き合う時間なのかもしれない
  • 本当にただ「今は連絡が来ていない」だけなのかもしれない

カードを展開してみなければ分からないことが多いので、Rei7さんは最初から「悪い」というラベルは貼らないようにしているそうです。

感情を否定せず、でもその先で選択できる

もちろん、つらい出来事はあります。「気の持ちようだよ」と簡単に言えるものではありません。「悲しいと感じることが悪い」という話ではないのです。悲しければ悲しい、悔しければ悔しい、その感情は本物。

ただ、その先で「この出来事を、自分はどう受け取っていく?」という選択はできる。そこに、自分の人生があるとRei7さんは思っています。

タロットが示す「まだ見えていない希望」

Rei7さんがこのテーマについてタロットに聞くと、出てきたのは「星」と「女帝」でした。

「星」は、今はまだ答えが見えていなくても、そこには意味や可能性があるというカード。良い出来事だから星、悪い出来事だから星ではなく、その出来事が今の自分にはどう見えているか、そしてその先に何を見つけていくか――そんな意味を持ちます。

失恋直後は「なんで」と思うことも、時間が経てば「あの別れがあったから、自分のことを考えるようになった」と感じられることがある。その時点で「悪い出来事」に見えていたものが、後から意味を変えることがあるのです。

「女帝」は、起こったものをすぐに評価するより「そこから何を受け取り、何を育てていくか」を示すカード。無理にポジティブに変換しなくてもいい。悲しかったら悲しいでいい。その経験を抱えたままでも、少しずつ自分の人生を育てていける。

占い師の心を守る「決めつけない」という姿勢

鑑定していると「この人には幸せになってほしい」と思うことがあります。でもその気持ちが強くなりすぎると、いつの間にかその人の人生を自分の価値観で判断してしまうことがあります。

起こった出来事に良いも悪いもないと思っておくことは、相談者のためだけでなく、占い師自身の心を守ることにも繋がる。思ったような結果にならなくてもいい、その人にはその人にしか歩けない道がある。

だから全部を背負わなくていい。相談者を信じて手放すことも、占い師が長く誰かに寄り添っていくための、大切な「心を守る心得」なのかもしれません。

出典:Rei7|note「【心の守り方編】占い師の心得的なものを考えてみた④ 起こることに良いも悪いもない」

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