電話占い師として年3000件以上を鑑定してきたRei7さんが、不倫相談に対する心構えについて綴った記事です。占い師が相談者の感情に飲み込まれず、適切な距離感を保つにはどうしたらよいかを考えます。
不倫相談に慣れるとは、不倫を肯定することではない
「慣れる」という言葉に違和感を覚える人もいるでしょう。しかしここで言いたいのは、不倫そのものに慣れるのではなく、不倫相談に慣れるということ。つまり、相談者の事情にいちいち自分の感情を持っていかれないようにする力です。
占い師がやるべきは、「不倫は良いことか悪いことか」を裁くことではありません。目の前の相談者が今、何に苦しんでいるのかを見ること。自分の価値観を押し付けず、その人の話をまず聞くことが大切だとRei7さんは語ります。
誰にも言えないことを抱える相談者の存在
不倫の話は、家族にも友達にも言えない人が少なくありません。「そんな人別れなよ」「奥さんがかわいそう」と軽蔑されるかもしれない。そんな不安から、誰にも言えないままひとりで抱えている人がいます。
そんな人が、やっと話せる場所として占い師のところに来ることがある。だからこそ、最初から裁くのではなく——「どうしてこの恋を手放せないのか」「何を求めているのか」「何がいちばん苦しいのか」を一緒に見ていくことが大切です。
占い師も相手の世界に囚われない覚悟が必要
Rei7さんはタロットで「不倫相談に慣れるってどういうこと?」と尋ね、吊るされた男と悪魔が出たと言います。
吊るされた男は違う角度から物事を見るカード。一方、悪魔は甘いささやき。これは「相手の世界を見ること」と「相手の世界に囚われること」は違うという戒めです。
不倫相談には執着も欲望も期待も秘密も絡み合っています。占い師まで絡まってしまえば、背中を支えるどころか一緒に動けなくなってしまいます。
理解する。でも、背負わない。寄り添う。でも、囚われない。そのちょうどいい距離感が、占い師にも相談者にも必要なのかもしれません。







