電話占い師として月数百人を相手にするRei7さんが、占い師が心を保つための心得について綴っています。今回のテーマは「自分を愛で満たす」こと。相談者に向き合いすぎて自分が消耗してしまう──そんな悩みを抱える占い師に向けた、実践的な心の守り方です。
愛のある対応は、自分の余裕から生まれる
Rei7さんはこう考えています。自分の中に愛や余白がなければ、相談者に対しても本当の優しさは届けられない。理想を掲げて「寄り添わなきゃ」と思っていても、心に余裕がないと、いつの間にか「なんで分からないの?」といった冷たい対応に変わってしまうこともある。だからこそ、相談者に愛を渡したいなら、まず自分を愛で満たしておくことが大前提なのです。
感情移入しすぎない境界線の引き方
相談者の怒りや悲しみ、不安を受け止めているうちに「あれ?自分苦しくなってない?」と気づくこと、多くの占い師が経験するだろうとRei7さんは言います。感想もフィードバックもない電話占いの世界で、鑑定結果が開封されず月日だけが流れる──そんな虚しさも、心を削る要因です。
ちゃんと寄り添う。でも、一緒になって沈まない──そんなイメージが大切。引っ張られたり共感したりするのは人間として当然。でも、そこに居続けない。自分の心を自分のところへ戻して日常を送る。そうした気の持ちようこそが、「自分を愛で満たす」ことにつながります。
ONとOFFを意識的に切り替える
鑑定中の自分と、普段の自分。Rei7さんはこの切り替えを意識しています。鑑定が終わったらノートに振り返りを書き留めて──すぐ忘れてしまうそうです。全部を覚えて抱えていたら、何千件も鑑定はできなかっただろうと。忘れることも、手放すことも、冷たさではないのです。
タロット「愚者」が教えてくれたこと
「自分を愛で満たすってどういうこと?」と思いながら引いたタロットカードは「愚者」。「こうしなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」といったものはいらない。「私はどうしたい?」だけでいい。疲れたら休んで、楽しんで、失敗してもいい。占い師だからこそ縛られるのではなく、「そのまえに一人の自分」を愛し大切にする──愚者からそんなメッセージを受け取りました。
相談者の一歩を代わりに歩くのではなく、その背中をほんの少し支える。それもまた、占い師が創れる愛の形なのだとRei7さんは考えています。鑑定後は外側に流し、セルフヒーリングでエネルギーを補給しながら、この仕事を続けているそうです。







